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睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群とは

近年、睡眠時無呼吸症候群が増えています。大きないびき、睡眠中の無呼吸(家族による目撃)、日中のつよい眠気などが主な症状で、重症の患者様では、知力の低下、性格の変化、幻覚などの症状がでてきます。その結果、交通事故、職場の事故、会議中どうしても眠ってしまう、仕事の効率の低下などをきたします。道路交通法では、重度の眠気を呈する睡眠障害は運転免許の拒否・取り消しの理由になっています。

無呼吸が繰り返しておきると、昼間の眠気だけにとどまらず、血液中の酸素のレベルが下がり、心臓や血管に大きな負担がかかり、高血圧症や動脈硬化がすすみ、狭心症、心筋梗塞、不整脈や脳卒中が起きる危険が高くなります。

重度の睡眠時無呼吸のある患者様ではCPAPという装置を使い、鼻に専用のマスクをかぶせて眠ることで、ほとんどの場合無呼吸は解消され睡眠がとれるようになります。「たかがいびき」と軽視しないで検査を受け、治療が必要かどうか検討しましょう。

当院では、携帯用睡眠時無呼吸検査装置を使用して検査を行っております。この検査はご自宅で行うことができ、入院の必要はありません。本体は80gと軽量で、鼻、指先、お腹(みぞおち)にセンサーを装着して検査を行います。寝る前に装置をつけてスイッチを入れてからおやすみになり、翌朝起床後にスイッチを切って、装置をお返しいただきます。収集したデータ(呼吸・いびき・SpO2・脈拍数・体位・体動)から、無呼吸・低呼吸の有無や重症度などを確認し、結果をご説明致します。